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【秋場所】大の里を支える〝ソウル飯〟 地元カレー店が支援

東スポWEB 2024年8月30日 5時10分

〝カレーパワー〟で大関取りだ。大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)を控えた29日、横綱審議委員会の稽古総見が国技館で行われた。関脇大の里(24=二所ノ関)は関脇阿炎(30=錣山)らと9番取って5勝4敗。今場所の成績次第で大関昇進の可能性がある大器は「しっかり初日に合わせられるように頑張る」と意気込んだ。

故郷の石川県では、千切りキャベツとソースのかかったカツが乗った「金沢カレー」が人気B級グルメとして有名。大の里も夏場所で初優勝した際の会見で「石川に帰ったら(ご当地チェーン店の)『チャンピオンカレー』が食べたい」と熱望していたほどだ。

同社の広報担当者は「大の里関が私たちのことを知っていてうれしかった。(初Vを受けて)名古屋場所の前に二所ノ関部屋宿舎にキッチンカーで行って、皆さんにカレーを食べていただいた。後援会の方の分も含めて200人前用意した。力士の皆さんは『カレーは飲み物だ!』と言って1人で3人前ほど、大の里関も『やっぱこれだわ!』と言いながら食べていた」と大関候補のカレー愛を明かした。

同社では大の里に化粧まわしを贈呈するプランもあるという。同担当者は「弊社に限らず、石川県全体で応援している。年齢も若いし、長く応援していきたい」。さらなる飛躍を果たし、地元の期待に応えられるか。

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