米男子ゴルフの今季最終戦「ツアー選手権」初日（２９日＝日本時間３０日、ジョージア州アトランタのイーストレークＧＣ＝パー７１）、年間ポイントランキングに応じ、スコアに差をつけてスタートする方式で７アンダーの３位から出た松山英樹（３２＝ＬＥＸＵＳ）は３バーディー、２ボギーと７０のラウンドで通算８アンダー、首位スコッティ・シェフラー（米国）と８打差の４位につけた。
松山は大会前に「ティーショットがうまくいかず、フェアウエーで良い位置にいなければかなり厳しいプレーになる可能性がある」としつつも「それを乗り越えれば、勝てる可能性は高い」と自身初となる年間王者への意欲を語っていた。
今大会で優勝すればボーナスとして２５００万ドル（約３６億円）を手にする。賞金総額１億ドル（約１４４億円）。２位でも１２５０万ドル（約１８億円）、３位は７５０万ドル（約１０億８０００万円）、４位６００万ドル（約８億６０００万円）、５位５００万ドル（約７億２０００万円）で最下位の３０位でも５５万ドル（約８０００万円）を獲得する。
米メディア「ＳＩ」は「（優勝賞金は）２０２３年大会よりも７００万ドル（約１０億円）も多い」と指摘。３位と好位置でスタートした松山は、最終日にいくらの賞金を稼ぎ出すだろうか。