米女子ゴルフツアーの「FMグローバル選手権」初日(29日=日本時間30日、マサチューセッツ州ノートンのTPCボストン=パー72)、日没サスペンデッドとなる中、ホールアウトした吉田優利(24=エプソン)が4バーディー、1ボギーの69で回り3アンダー、首位と1打差の暫定2位と好発進した。
4番パー4でバーディーを奪うなど、前半にスコアを一つ伸ばして迎えた後半は12番パー5、13番パー4で連続バーディー。最難関の最終18番パー5では第3打をバンカーに入れるも、約2メートルに寄せてパーセーブし「一番うれしかった」とし、暫定ながら自己最高順位とした。
吉田は「今日はピンポジションが難しくて、なかなかピタッとくっつけられる場面はなかったかもしれないけど、パッティングがいい転がりをしてくれたかなと思います」と振り返り、好調の理由について「ショットの部分で自分が思ったような球が出る回数が増えました。もともと高い球を打つタイプなので、そこが戻ってきたかな」と自己分析していた。
渋野日向子(サントリー)や古江彩佳(富士通)が不参加の中、日本勢6人が出場。畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は70で回り、暫定10位につけた。