女優の板谷由夏（４９）が３０日、都内で行われた「草乃しずか日本刺繍展 源氏物語を花で装う」プレス内覧会に出席した。
展覧会は、日本刺繍の普及活動を続けてきた草乃しずかの世界を約２００点の作品で紹介。源氏物語に登場する姫たちに想いを寄せ、それぞれのイメージでひと針ひと針刺繍した振り袖や几帳、掛け軸、屏風を展示している。
板谷は草乃が手がけた紫色の着物で登壇。「着物自体背筋が伸びるもので日本に生まれて良かったと感じる。先生がひと針ひと針縫われているのはスペシャル」と笑顔を見せた。
板谷は展覧会の一人目の来場者となった。「伝統的な刺繍に接する機会はなかなかないので見ていてとても感動しました」と振り返り、「着物に興味を持つ年齢にもなりましたし、着物と刺繍の相性の良さ、素晴らしさに改めてはっとしました。実際に見て美しさを感じてほしい」と呼びかけた。