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内田理央 ドラマ「嗤う淑女」で松井玲奈との関係性は「教祖と信者」 原作者が語る

東スポWEB 2024年8月30日 14時24分

内田理央が怖くも美しい悪女を演じて評判のフジテレビ系ドラマ「嗤う淑女」(土曜午後11時40分)を制作する東海テレビが、主演の内田とそのアシスタント役の松井玲奈、原作者の中山七里氏による「スペシャル対談」の内容を30日付のプレスリリースで紹介した。

内田演じる〝人生コンサルタント〟にして希代の悪女・蒲生美智留が、美貌と天才的な話術で顧客の欲望を刺激し、次々と地獄へと陥れていく震撼のサイコサスペンス。人情のかけらも見られない美智留には、支配下にあるようなアシスタントの野々宮恭子(松井)がいる。2人はいとこ同士で、中学時代に貸し借りのようなことがあり、暗い秘密を共有している。

従者のような恭子は美智留から逃げ出そうとするが阻止され、自殺まで図る。だが、最近の放送では人が変わったように表面上は明るくなった。美智留に追い詰められることもなくなり、血も涙もない非業コンサルを手伝う日々が続く。SNSでは「2人の関係がガラッと変わった」などと注目され、「この展開でそのままいくのか」と視聴者の関心を深めている。

「スペシャル対談」で中山氏は「原作で蒲生美智留は宗教団体の教祖、恭子はその信者のイメージでした」と語った。2人の演技については「お二人ともちゃんと原作のモチーフなど細かいところまで汲んでいただいてるなと。それでもう安心しました」と続けた。

これに、松井も「誰かが何かを宗教的に信じる感覚にすごく近いんだろうなというのを無意識的に感じて恭子を演じていました」と同調した。内田は「玲奈ちゃんとも原作の魅力をどう伝えるか?映像になった時に、原作とのバランスをどこまで考えたらいいのかというのを相談していたんです」と振り返った。

内田は「原作の美智留って本当に魅力的じゃないですか!なのでそれをずっと考えていました。でもどれが美智留の本心なのか…原作や脚本を読んでも分からなくて『これは美智留の演技なのか?それとも本当に思っているのか?』ということを、私も探りながら演じていました(笑)」と役作りを語った。

31日の第6話では、武田航平演じるゴシップ系記者が美智留に救いを求める。武田は「良い意味でクレイジー&ハードな芝居で作品を引っ張る内田理央さん。そして静と動の芝居で魅せる松井玲奈さん。このコンビ、あまりにも危険!! この2人が創る世界観…みなさんは、もう沼ってますか?」などとコメントを寄せた。

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