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【ソフトバンク】佐々木朗希の連続KOならず 有原航平は対ロッテ連勝ストップ「本当に申し訳ない」

東スポWEB 2024年8月30日 21時49分

ソフトバンクは30日のロッテ戦(ZOZOマリン)に2―6で敗戦。9回に3番手の東妻から4番・山川が29号2ランを放つのが精いっぱいで、鷹党の不快指数が高まる完敗となった。

〝令和の怪物〟に雪辱を許した。この日の相手先発は佐々木朗希投手。8日の対戦では5回までに自己ワーストとなる9本の安打を浴びせ、3点を奪ってノックアウトするなど怪物右腕を攻略していた。

前回の再現を狙った打線は打って変わって沈黙。最速161キロの真っすぐに加えて、変化球の割合が高く、コーナーに投じられた曲がり球にバットは空を切った。カウントを取るスライダーや、追い込んでからの決め球のフォークに鷹打線は苦戦し、5回二死からは4者連続三振を奪われるなど6回まで2安打に抑え込まれた。

唯一とも言える好機は7回。正木の二塁打などで二死二、三塁としたが、甲斐が三飛に打ち取られ無得点に終わった。結局、佐々木に7回3安打無失点に抑え込まれ、7勝目を献上した。

一方の先発・有原はロッテ戦11連勝中。日本ハム時代の2019年5月30日から負けなしと抜群の相性を発揮する〝お得意さま〟だったが、この日はまさかの連打を浴びた。2回二死から安田、藤原に適時打を許すなど4連打で2点を先制されると、その後もコンスタントに追加点を奪われ5回5失点。ロッテ戦で実に5年ぶりの黒星を喫した右腕は「走者を出してから粘ることができなかったところが一番の反省点。チームには本当に申し訳ない」と肩を落とした。

ここ2週間8試合の戦績は2勝6敗。マジック19と優勝への道のりは見えてはいるものの、今ひとつ波に乗り切れていない。チームの調子が上向くようなきっかけをつかみたいところだ。

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