元東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が３０日までに自身のユーチューブチャンネルを更新。自民党総裁選に立候補することを表明した河野太郎デジタル相について言及した。
舛添氏は河野氏に対して「非常に目立つし、アメリカで勉強した英語も上手。いろんな資質も備えられてる」と評価した上で【１】脱原発／修正（立て替え）【２】ＤＸ／マイナンバーカード【３】麻生派／政治改革【４】政治資金不記載額返納【５】世論調査の人気の５つの問題点を列挙した。
【２】デジタル化について舛添氏は「日本のデジタル化は非常に遅れていると思います。韓国に行っても中国に行っても完全に負けたと思っています」と述べた。その例として挙げるのがマイナンバーカードだという。「皆さん重宝していますか。私、全然重宝してないです」ときっぱり。「使い勝手が悪い。なんで今までの健康保険証じゃダメなの？で、小さいクリニックに行くと読み取り機械を置いてない。『それ使わないでください』と。こんなものやってどうするんですか？」と不満を述べた。
交通系のカードを例に挙げ「宣伝しないけどみんな使ってる。はるかに便利だから。ポイント付けたり、脅したり、なだめたりしないと使えないというのはいかにダメかということ」と指摘。「結局、健康保険証をもうやめるってワケでしょ。彼のやってるデジタル化を全く評価してません」と厳しい口調で語った。