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【西武】12球団最速117試合目の終戦 渡辺監督代行「もう私の力不足しかないんじゃないですか」

東スポWEB 2024年8月30日 21時49分

西武は30日の日本ハム戦(ベルーナ)に2―5と敗れ、36勝79敗2分けの借金43。シーズン26試合を残してCS進出の可能性が完全消滅した。

試合後、渡辺久信監督代行(59)は3回3失点降板の先発・松本航について「四球がどうしても、慎重になりすぎるのか、怖がっているのか。粘られているわけでもないんだけど、何か簡単に四球を出してしまう。余分なランナーを出して一発というのは致命的」とコメント。「良ければ5回ぐらいは考えていたが、野手も守っていますし、あの流れを変えるために今日は代えました」と3回で水上にスイッチした理由を語った。

打線については「なかなかランナーが溜まったところでヒットが出なかった。あとはゲッツ―が多かった」と淡泊な攻撃に言及した。

これでシーズン26試合を残し、CS進出の可能性がなくなり事実上の終戦となった。

渡辺代行は「本当にこの時期にその可能性がなくなるということはなかなかない。結果的にそういう結果になって悔しいし、応援してくれるファンにも申し訳ない。ただ、これからしっかりモチベーションを見つけながら最後まで戦っていきたい」とつないだ。

5月26日に発表された松井稼頭央監督(48)の休養後の交流戦から現場を引き継いだ渡辺代行だったが、その時点の借金15はその3倍弱の43にまで膨らんだ。「それはもう私の力不足しかないんじゃないですか」。渡辺代行はそう現実を受け入れるしかなかった。

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