お笑いタレントのビビる大木が２９日深夜放送のＭＢＳラジオ「アッパレやってまーす！ 木曜日」に出演。格闘家好きの大物ミュージシャンに起きた〝悲劇〟について語った。
リスナーから「格闘技の中継を見ると、観客席によく有名人が映っている」というメールが届いた時のこと。大木は「俺も『ＰＲＩＤＥ』っていう格闘技が２０年ぐらい前はやってて、よく見に行ってて、エリック・クラプトンが趣味で見に来てたの、日本に」と回想した。
大木はリングサイド最前列の招待席で見ていたが、クラプトンはさらにその前、フェンスの内側で観戦していたという。ロック好きの大木は「目の前にクラプトンがいるよ」「すげえなクラプトン、プライベートで日本までわざわざ見に来るんだ」と感激していたが、クラプトンが立ち上がって勝った格闘家に拍手した際、周囲にいた音楽を知らない観客が「お前、座れよ！ 見えねえから！！」と怒声を挙げたという。
大木は「『エリック・クラプトンが怒られてるよ…』と思って。そしたらクラプトンが後ろにいる格闘技ファンに会釈しながら座って。『おいおいおいおい』みたいな。『ヘタしたらこの格闘家よりすごいぞ、エリック・クラプトンのほうが』と思いながら。すごいの見ちゃった、俺」と複雑な感情だったと振り返っていた。