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【新日本】永田裕志 世界で結果出す14歳愛息・裕生くんから刺激「IWGPをもう一回振り向かせなきゃ」

東スポWEB 2024年8月31日 5時9分

新日本プロレスのミスターこと永田裕志(56)が、尽きることのないモチベーションの源を明かした。

初参戦となる9月26日のストロングスタイルプロレス後楽園ホール大会では、スーパー・タイガーとのタッグで間下隼人&関根〝シュレック〟秀樹との対戦が決定。「自分なりのストロングスタイルというもの、ずっと追求してきたものをリング上で披露できれば」と腕をぶした。

キャリア32年目にして精力的な他団体出撃を見せる永田の背中を押すのが、レスリングで活躍する息子・裕生くん(14)の存在だ。今年7月にはU15アジア選手権大会(タイ・シラチャ)の男子フリースタイル75キロ級で銅メダルを獲得した。

「今まではオヤジの背中を見せなきゃと思ってやってきて。息子も純粋にプロレスに夢を持ちながらレスリングが強くなって、今ちょっとずつ五輪という目標が視野に入ってきていて。今は息子の活躍が自分のエネルギーになってるよね。そうは言っても、まだ俺もいいとこ見せてやりたいって、諦めの悪い状態にしてくれているというか」と目を細めた。

もちろん新世代の台頭が進むホームリングの新日本においても健在ぶりを見せつける準備は常にできている。7月にはIWGP実行委員就任が発表され、管理する立場となった以上、選手としてはIWGP戦線から完全撤退かと思われたが…。

「そんなことねえだろ。チャンピオンが防衛した後にベルトを授与するじゃない。そこで俺が手を離さずに『次は俺だ!』ってやる手もあるし。まあ実行委員としてはあるまじき、やましい発想かもしれないけどね。へっへへ」とニヤリ。最初は冗談に聞こえても、本当に職権乱用しかねないと思わせてしまうあたりがミスターIWGPたるゆえんだ。

「隙あらばIWGPは永遠のテーマだから。フラれっぱなしのIWGPを、もう一回振り向かせなきゃいけない。それじゃなきゃレスラーやってられないじゃない」。同じレスリングの道で活躍する息子、そして今もなお燃え続けるIWGPへの執念が、ミスターをリングへと向かわせる。

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