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「51―51」ペース大谷翔平FA移籍初年度、最高選手の軌跡 米スポーツサイトが検証

東スポWEB 2024年8月31日 10時54分

ドジャースの大谷翔平投手(30)はFA移籍初年度最高の選手になれるのか。米スポーツサイトのブリーチャー・リポートは30日(日本時間31日)に「ドジャースの大谷翔平は50―50シーズンとMLB史上最高のFAデビューを果たそうとしている」と題する記事を掲載した。

1988年にドジャースと3年450万ドルでFA契約したカーク・ギブソンが、初年度に自身最高のシーズンを送り、ナ・リーグMVPを獲得、さらにはワールドシリーズで歴史的な本塁打(第1戦の9回に代打逆転サヨナラ弾)を放ったことを引き合いに出し「当時は、ドジャースが彼以上のFA選手と契約するなんて想像もできなかったが、あれから36年、大谷翔平はこれまでの記録を過去のものにするという使命を帯びている」と期待を込めた。

同サイトは大谷が史上6人目の「40本塁打―40盗塁」を最速の126試合で達成し、現在「51―51」ペースと紹介。さらに131試合中、最初の86試合の51本塁打、32盗塁ペースが、ここ45試合は54本塁打、90盗塁にペースアップしたことを指摘し、「このペースで進んでいるため、大谷が50―50を達成しない方が驚きだ」と断言した。

また、ギブソンの88年のfWAR6.2に対し、大谷はすでに6.4で、シーズン終了時は7.6と予想されていることから、24年の大谷はFA契約初年度の選手としては最高のシーズンの一つとなるだろうと強調した。ただ、ギブソンを上回るには、プレーオフでの活躍が必須とするも「大谷が10月をどう乗り切るかは誰にも予想がつかない」と明言は避けた。

「今シーズンは何か特別なものに感じられる。大谷は野球で何が可能かというルールを書き換えるために、また新たなアプローチをとっている。特に彼の軌跡が可能な限り遠くまで到達すれば、2024年は彼を代表するシーズンになるかもしれない」と結論付けた。

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