フィギュアスケートの世界ジュニア女王・島田麻央(木下グループ)は、2位以降に大差をつける圧勝劇だった。
ジュニアグランプリ(GP)シリーズ第1戦ラトビア大会(30日、ラトビア・リガ)では、フリー1位の133・19点をマーク。合計204・86点で優勝し、ジュニアGPファイナルを含めた同シリーズでの連勝を「7」に伸ばした。
冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の着氷が乱れ、続く4回転トーループは転倒。それでも、3回転ルッツ―3回転トーループ、3回転サルコー―3回転トーループの連続ジャンプなど、その他のジャンプは全て成功。新フリー曲「窓から見える」のリズムに乗り、2位に22・63点差をつけた。
島田の演技には多くのファンが反応。「麻央さま全然まだ6~7割くらいの力しか出してないだろうに、それでもこんな余裕なのさすがに敵無しすぎる」「やっぱり麻央さま強い」「ジャンプミスがあっても安心して見てられるメンタルと体幹の強さよ」「麻央さまミスがあっても当然のようにこの点数さすが。だいぶ柔らかい表情とかつくれるようになってきて表現面の成長を感じる」などの声が上がっている。
また、櫛田育良(木下アカデミー)はフリー8位の99・65点、合計166・01点で5位だった。