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大不振エムバペが〝スタメン剥奪〟危機「監督の戦術を混乱させた」=スペイン報道

東スポWEB 2024年8月31日 17時49分

スペイン1部の名門レアル・マドリードに加入したフランス代表FWキリアン・エムバペに対する批判が現地で高まっている。

Rマドリードは29日(日本時間30日)に敵地でラスパルマスと1─1で引き分けに終わり、開幕3試合で4位とスタートダッシュに失敗した。

その〝戦犯〟としてやり玉に挙げられているのがエムバペだ。今夏に鳴り物入りで相思相愛だったRマドリードに入団したものの、リーグ戦では開幕後3試合連続でスタメン出場しながら、いまだノーゴールと結果を出せていない。そうした状況に辛口のスペインメディアは〝口撃〟を強めている。

スペインメディア「エル・エスペクタドール」は「欧州市場の大型契約者として加入したフランス人選手は、レアル・マドリードの体制に溶け込んでおらず、多くのファンがチーム体制に問題があるのは彼だと非難している」とスペインで批判が高まっている現状を指摘した。

続けて「エムバペの加入は明らかに、カルロ・アンチェロッティ監督の戦術的アイデアを混乱させた。アンチェロッティは、ビニシウス、ロドリゴと完成させた攻撃的トリオの真ん中で、前線に自分の居場所を見つけられなかった」とエムバペの加入がチームにとって逆効果になっていると糾弾した。

チームの窮状を好転させるためには、早めの〝荒療治〟も必要とのプレッシャーが高まっている。

「スペインでの最初のリーグ戦3試合でゴールを決められなかったエムバペに対する批判が高まっている。このフランス人FWの加入が問題視され、アンチェロッティ監督に先発の座を見直すよう求める声も多い」と〝スタメンはく奪論〟が沸騰している。

エムバペは高まる批判を封じるために次こそゴールを決められるか。

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