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【マリーゴールド】桜井麻衣 「ドリーム・スターGP」開幕で高橋奈七永撃破「私こそが台風の目であり嵐を呼ぶ女」

東スポWEB 2024年8月31日 19時19分

女子プロレス「マリーゴールド」初のシングルリーグ戦「ドリーム・スターGP」が31日、大阪大会昼の部で開幕し、スターリーグ公式戦では〝超貴婦人〟桜井麻衣(33)が〝女子プロ界の人間国宝〟こと高橋奈七永(45)から勝利を挙げた。

メインで行われた一戦で、ゴング前に仕掛けたのが桜井だ。「パッション」コールをあおりながら時間をかけて入場する高橋からタオルマフラーを奪って絞め上げると、エプロンでのスタナーから早くも場外戦へ。客席へ投げ捨てると、鉄柱めがけて激突させた。

これで激怒した高橋に同じように場外戦でめった打ちにされたが、この日の桜井はひるまなかった。容赦なく顔面蹴りを見舞うと、場外へのプランチャを発射。10分過ぎには冷凍庫爆弾を迎撃し、試合時間が残り2分を切ったところでついにSTFで捕獲。13分53秒、高橋が動かなくなったところでレフェリーが試合を止めた。

「超貴婦人が人間国宝に勝ちました!」と豪語した桜井は「今日はレフェリーストップになったけど、次はあんたの口から『ギブアップ』と言わせてやるから覚悟しておけ!」と堂々と宣言した。

スターダム時代から行動をともにし、師匠でもあったジュリアはもういない。だが19日後楽園大会で、ジュリアの最後のシングルマッチの相手を務めたことで、さまざまな葛藤を乗り越えた桜井の中で何かが変わったのは事実だ。

「ジュリアが世界に旅立ち、新たなマリーゴールドが始まります。マリーゴールドを背負っていけるように、このリーグ戦を全力で駆け抜けて優勝します!」。MIRAIと保持するツインスター王座だけでなく、リーグ戦制覇&エース襲名を一気に狙う。

「私こそが台風の目であり嵐を呼ぶ女です。もっともっと嵐を巻き越していきたいと思いますので、見ていてください」。台風10号が日本列島を縦断する中、高らかに宣言した桜井が団体の中心に立つ。

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