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【西武】栗山巧 野村克也氏に並ぶ40歳代打決勝逆転2ラン「僕も興奮していたので覚えてないんですけど…」

東スポWEB 2024年8月31日 20時34分

西武は31日の日本ハム戦(ベルーナ)に23年目のベテラン・栗山巧外野手(40)の今季1号となる代打逆転2ラン本塁打で2―1と逆転勝利。このカード1勝1敗とした。

起死回生の一発だった。先発・今井達也投手(26)が7回一死一、三塁から、上川畑にセーフティースクイズを決められ1点を追う展開。それでも西武は8回二死三塁の好機で、奥村に代わり代打・栗山が打席に入る。

相手投手も3番手左腕・河野に代わり、その初球だった。真ん中に甘く入ったストレートを逃さず一閃した打球は、ライオンズファンの大歓声と共に右翼スタンドへ突き刺さった。これで球団歴代2位タイの20年連続本塁打、自身6本目となる代打本塁打、西武での40歳代打本塁打は1980年の野村克也以来となった。

お立ち台で栗山は「しっかり自分のスイングをすること。それだけを考えていた。ちょっとこすったかなと思いましたが、最近ああいう打球を打てていなかったので、何とか越えてくれと思っていた」と殊勲の逆転弾を語った。

続けて「ボクもうれしくて興奮していたので覚えていないんですけど、大きな声援がしていることは聞こえていた。やることはいつも変わらない。これだけ大勢のファンの皆さんがスタジアムに駆けつけてくれますので、自分もなんとかその期待に応えたい。出番が来たら何とか皆さんを楽しませられるようなプレーがしたい。チームメートみんなそんな感じでやっています」と、CS進出の可能性が消えた今も変わらぬ試合に向き合う姿勢を語っていた。

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