広島・大瀬良大地投手（３３）が３１日のヤクルト戦（マツダ）に先発し、７回１安打無失点の好投。今季６勝目をあげ、偉大な先輩と肩を並べた。
この日は２回まで４８球と球数を要したが、味方打線が大量５得点をあげたことで、７回１１１球で〝お役御免〟となった。
「何とか野手の方に守ってもらって、７回まで投げ切ることができた」とは大瀬良。
これで入団以来、本拠地・マツダスタジアムでは通算４５勝目。現在はＭＬＢ・タイガースで活躍する先輩右腕・前田健太の赤ヘル時代の本拠地勝ち星に肩を並べたほか、通算イニングでも同球場通算６８３回と３分の１回となり、通算６８３回の先輩を抜き、歴代１位となった。
「先輩が残したものは追いかけていくものだと思いますし。まずは並ぶことができて良かった」
歴代１位になった投球回についても「アウトを１個でも多く取って、また後輩たちに追いかけてもらえるように」とさらなる記録更新へ意欲を見せた。