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【ソフトバンク】スチュワートがカーブ交えて8勝目 小久保監督「最近の中で一番」

東スポWEB 2024年8月31日 22時59分

ソフトバンクのスチュワート・ジュニア投手(24)が31日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発し、7回1失点の好投で今季8勝目を挙げた。

スチュワートは初回、2本の二塁打を打たれ、わずか4球で先制を許した。その後も一死一、三塁のピンチを背負ったが、ここで崩れないのが今年白星を重ねている要因だ。ポランコを併殺打に打ち取り危機を脱すると、その後は走者を出しながらも強気に押す投球を披露。6回まで初回の1点のみに抑えた。

「天気もちょっと悪くて、立ち上がりがあまり良くなかったんですけど、その中で後半に向けて微調整をしながらいい投球ができた」と語ったスチュワート。試合中の微調整として修正を加えたのは配球だった。

「カーブが良かったので、カーブでカウントを作って、そこからいい投球ができた」(スチュワート)

打者への初球など要所でカーブを交え相手を翻弄。7回には二死二、三塁とピンチを背負ったが、最後はカーブで小川を空振り三振に仕留めてみせた。

スチュワートは106球を投げ7回7安打1失点。連敗中の嫌な流れを止める好投に小久保監督も「今日はカーターやね。すごくいい投球していましたし、初回をゲッツーで切り抜けられたのも大きかった。最近の中で一番いいピッチングだった」と称賛した。

すでにキャリアハイを大きく更新している今シーズン。頼もしい先発の一角として終盤も期待がかかる。

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