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【WWE】ドイツ決戦でリア&プリーストがリブ&ドミニクに復讐成功 コーディ、CMパンクも快勝

東スポWEB 2024年9月1日 13時20分

WWEのPLE「バッシュ・イン・ベルリン」が31日(日本時間1日)にドイツ・ベルリンのウーバーアリーナで開催され、熱戦の連続となった。

セミファイナルは、闇落ち軍「ザ・ジャッジメント・デイ」の内紛決着戦。闇落ち軍を追放されたリア・リプリーとダミアン・プリーストが、新生ジャッジメント・デイの女子世界王者リブ・モーガン&ドミニク・ミステリオとミックスドマッチで激突した。リアがかつての相棒ドミニクに制裁を加えると、闇落ち軍のフィン・ベイラー&JDマクダナ&カリートが介入し大混乱となった。

2vs5の状況にも、かつての仲間を蹴散らしたプリーストは、実況席上でドミニクをラリア―トで1回転させて吹っ飛ばした。最後はリアがリブをリップタイドで叩きつけて3カウント。「テラー・ツインズ」が快勝して、報復を果たした。試合後のリアは「復讐の味は素晴らしかったわ」と余裕の笑みを浮かべていた。

統一WWE王者コーディ・ローデスが盟友ケビン・オーエンズの挑戦を受けた王座戦は、一進一退の激闘となった。コーディがヒザを痛める場面もあったが、オーエンズのスワントーンボムに両ヒザを立てて迎撃。最後はクロスローズで盟友を叩きつけて、ベルトを守った。

遺恨の続くCMパンクとドリュー・マッキンタイアは、ストラップマッチで激突。8月の「サマースラム」では特別レフェリーを務めたセス・ロリンズの介入もあってマッキンタイアが勝利を収めたが、パンクは序盤から革ベルトを巧みに使って優勢に。額を割られてマッキンタイアの猛攻を浴びながらも、最後は必殺のGTS(ゴートゥースリープ)4連発でマッキンタイアをKO。四方のコーナーにタッチして勝利を収めた。

試合後のパンクは、世界ヘビー級王座戦の結果に注目していると表明。世界王座戦は王者グンターがランディ・オートンを下したが、昨秋に10年ぶりにWWE復帰を果たしたパンクのコンディション良化は明らかで、いよいよ王座戦線に割って入るのか。

WWE女子タッグ王座戦は、ビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギルが、アルバ・ファイア&アイラ・ドーンを合体技で下して王座奪回に成功した。

ドイツで初めてのPLE大会は、オープニングから観衆が大合唱とチャントを繰り返して異様な盛り上がり。世界最大団体の底力を証明する大会となった。

この日の「バッシュ・イン・ベルリン」は「ABEMA」にて無料生中継された。

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