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橋下徹氏と河野太郎氏がブロック問題で激論「公の発信はもう一切やらないと」「議論をしてもしようがない」

東スポWEB 2024年9月1日 14時0分

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏と自民党総裁選に立候補を表明した河野太郎デジタル相が1日、「日曜報道」(フジテレビ系)に出演し、X(旧ツイッター)のブロック問題で激論となった。

河野氏はXで誹謗中傷などのポストに対し、ブロックすることで、物議を醸してきた。橋下氏はアメリカでは公人のブロック使用は違憲の可能性があった例を挙げ、「河野さんが誹謗中傷を排除するのは大賛成だが、日本の総理になった場合は最大の権力者になる。誹謗中傷の判断は河野さんではなく司法がやるべき」と迫った。

河野氏は「総理だから誹謗中傷していいのか、最高裁長官はどうなのかってことになりますから、公の発信については橋下さんのおっしゃる通りだが、首相官邸がブロックするかっていったら、それこそ裁判を待ってというのはいいかもしれませんけど。あんまりこの議論をしてもしようがない」と不毛な展開を危惧し、打ち切ろうとした。

しかし、橋下氏は「裁判所の判断が出るまで慎重にやっていただきたい」と引き下がらない。

河野氏は「反対意見は受け止めますけど、誹謗中傷はダメっていうところはむしろ総理のような人がはっきり言わないと」と持論を譲らない。

橋下氏は「そしたら河野さんのアカウントでは以後、大臣的な公の発信はもう一切やらないということにしないとダメ」と通告。互いにひかない状況に司会者は「結論はそう簡単に出ないと思いますが、また改めて」と引き取った。

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