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【F1】レッドブル迷走でマルコ博士もお手上げ「今となっては何を実行するのも不可能だ」

東スポWEB 2024年9月1日 14時34分

F1レッドブルが深刻な低迷でいよいよ首位陥落が迫り、重鎮ヘルムート・マルコ博士もお手上げ状態だ。

レッドブルはシーズン中盤からマシンのパフォーマンスが急降下。夏季休暇明けはそれが顕著になり、8月31日に行われたイタリア・グランプリ(GP)予選ではエースのマックス・フェルスタッペンがまさかの7番手、セルジオ・ペレスも8番手と苦戦を強いられている。

1日の決勝でいよいよ製造者部門でマクラーレンに首位を明け渡す状況も現実味を帯びる中で、百戦錬磨のマルコ博士も弱音を吐露している。

スポーツ専門放送局「スカイ」ドイツ版のインタビューで、予選を終えたマルコ博士は「間違った方向に進んでしまった瞬間を見つけなければならない」とマシンが悪化したキッカケを探るとしながらも「しかし、こうした車は複雑なので、非常に難しくなる」と早期の改善は困難との本音を語った。

そして「アゼルバイジャンGPまでにまだ時間があるのはありがたい。だが、今となっては何を実行するのも事実上不可能だ。状況は深刻になり始めている」とここから巻き返すのは不可能として〝降参〟の姿勢だ。

いよいよレッドブル王朝の崩壊が近づいてきた。

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