女子プロレス「マリーゴールド」勢が、ノアマットで大暴れだ。
１日のエディオンアリーナ大阪第１競技場大会にはマリゴのユナイテッド・ナショナル（ＵＮ）王者・青野未来、天麗皇希、〝大怪獣〟ボジラ、田中きずなが出場。彩羽匠＆愚零闘咲夜＆高瀬みゆき＆サンドラ・ムーンと対戦した。
観衆の視線を独り占めしたのが、ノア初上陸となるボジラだ。大歓声に迎えられリングインすると、グレート・ムタの娘、咲夜との「大怪獣 vs 魔界の住人」異次元対決が実現。咲夜を軽々と投げ飛ばし、高瀬とムーンを２人まとめてラリアートで粉砕する。
さらにハイキックから、きずなをフォールにいった彩羽を背後からつかみ、力ずくのジャーマンでぶん投げる。まさに獅子奮迅の活躍でマリゴ軍をけん引した。
ところが１３分過ぎ、抱え上げた咲夜にリバースフランケンを決められてしまう。直後、顔面に毒霧を噴射され、視界を遮られた大怪獣はうなり声を上げながら戦線離脱。その隙にきずなが彩羽にランニングニーを決められ、３カウントを奪われた。
まさかの逆転負けを喫した大怪獣は、試合後も彩羽と大乱闘。「ミーの顔を汚した、アイツは許さない！」と吐き捨て、遺恨を残したまま方舟マットを後にした。