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羽鳥慎一アナ『24時間テレビ』決断の意義を説明「放送をしないことでチャリティーが届かなくなってしまうところもある」

東スポWEB 2024年9月1日 21時55分

毎年恒例の日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ47 愛は地球を救うのか?」(8月31日~9月1日放送)で、お笑いタレントのやす子(25)がチャリティーマラソンを完走。全国の児童養護施設のために使われる募金マラソンとして行われ、番組の最後に、募金総額が4億3801万4800円と発表された。

24時間テレビをめぐっては、昨年、系列地方局の日本海テレビ(鳥取)の元幹部社員による募金の着服が発覚。業務上横領の疑いで書類送検された。番組に対して批判が上がり、番組存続の危機に立たされたが、今年も放送された。

総合司会の1人である羽鳥慎一アナウンサーは、番組の最後に放送を決断した意義を説明。「今年は番組第1回からの大テーマ『愛が地球を救う』にクエスチョンマークを付けました。原点に立ち戻り、番組の意味を考え直し、チャリティーの本質を見つめ直すという決意と覚悟を持って臨みました」と番組サイドの思いを告白。その上で「どれだけの方に、ご理解をいただけたかは分かりません。ただ、放送をしないことでチャリティーが届かなくなってしまうところもある。継続することに意味があるのではないかという思いで、私たちは今年の放送を決断しました」と明かした。

羽鳥アナは「能登の被災地への復興支援、やす子さんのマラソンを通じての児童養護施設への目的のもと、募金をお受けさせていただきました。今日のこのマラソンの中に、やす子さんが作った輪の中に番組をご覧いただいた皆さんも加わっていただけたのかなと思います。今年も24時間テレビにご参加いただき本当にありがとうございました」と語ったところで、番組は終了した。

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