ニューヨーク州弁護士で信州大学特任教授の山口真由氏は2日「X」(旧ツイッター)を更新。“令和の米騒動”に言及した。
7月ごろから米不足が続き、8月に入るとスーパーなどで米が消える…という状態になった“令和の米騒動”。
インバウンドなど、さまざまな原因が指摘されているが、この異常事態について山口氏は「平時の米の需要は高齢者含めて減少傾向でお米が食卓に並ぶ機会は減っておりそれを前提に需要を見込むと、南海トラフや台風の備蓄に際し、パスタじゃないまず米だという『有事の米信仰』に対応できない」と指摘。災害などの非常時には米を求めてしまう日本人の心理を解説した。
その上で「この平時と有事の米に対する感覚のギャップの中で『令和の米騒動』が起こってる気がするのだ」とつづっている。
9月に入り、新米で出回るようになり、米不足は収束すると見られているが、果たして…。