キャリア3度目の50本塁打をクリアし、2度目の60本塁打越えを目指すヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が身につける〝ミントカラー〟は、自由の女神へのリスペクトの思いが込められている。
2016年にMLBデビューし、ヤンキース一筋9年目。今季から手袋、リストバンド、肘当てと本格的にミントを取り入れ、今ではジャッジのシンボルカラーとなったが、これは自由の女神へのオマージュだという。米メディア「ニューヨークポスト」によると「ミントはニューヨーク市の最も有名な紋章で、特に銅像の酸化から生まれた緑青色へのオマージュの色」とし、ジャッジの「街と自由の女神像が意味するものにちょっとした敬意を表したものだ。すごくクールだと思う。ピンストライプにとても合うと思う」とのコメントを紹介している。
キャプテンがお気に入りとあってチーム内でもミントが広がり、ストローマン、ソト、ペルドゥーゴ、コルテス、スタントン、カブレラらも用具に取り入れ、もはやアクセサリーとなっているという。
ア・リーグ東地区で2位・オリオールズに0・5差をつけて首位をキープするヤンキース。2009年を最後にワールドシリーズ優勝から遠ざかっている名門が、ミントカラーで覇権奪回に挑む。