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【F1】マグヌッセン史上初の累積出場停止を小松代表は擁護「ケビンは激しく攻撃的にレースする」

東スポWEB 2024年9月2日 17時34分

F1の〝暴走王〟ケビン・マグヌッセン(ハース)がついにアウトだ。

1日に行われたイタリア・グランプリ(GP)決勝で、マグヌッセンはターン4でピエール・ガスリー(アルピーヌ)と衝突。裁定委員はマグヌッセンに非があるとして、10秒のタイムペナルティーに加えて、2点のペナルティーポイントの処分を下した。

これによりマグヌッセンは、史上初となるペナルティーポイント累積による出場停止という屈辱を受けることに。次戦アゼルバイジャンGP(15日決勝)はレースに参加できなくなった。

F1史上に残る大失態を受けて、ハースを指揮する小松礼雄代表が見解を示した。英メディア「レースファンズ」が伝えている。

小松代表は「ケビンは激しく、攻撃的にレースをする。そして彼が受けたペナルティーは、おそらく攻撃的すぎたのだろう」と指摘。「そして今回、彼は一生懸命にレースをしていたが、ロックアップしてガスリーをコースアウトさせた。だからペナルティーを受けた。私はそれを受け入れている」と擁護した。

そして、この日のレースではマグヌッセンが10位入賞したこともあり「素晴らしいレースをした」と称賛。アゼルバイジャンGPでの出場停止後は、ドライバーとして続投することも確認した。

マグヌッセンは〝暴走王〟の汚名を返上できるのか、今季残りのレースで挽回を期待したいところだ。

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