〝お騒がせ女子プロレスラー〟ことウナギ・サヤカが、来年４月２６日に東京・両国国技館で自主興行を開催すると発表した。
２回目の自主興行「殿はご乱心 夏」（２日、東京・後楽園ホール）メインでは〝プロレス界の王〟鈴木みのる（５６）とタッグを結成し、葛西純（４９）、藤田ミノル（４６）組とハードコアマッチで対戦した。
序盤から激しい場外戦が繰り広げられ、みのるが流血。葛西にテーブル上へのパイルドライバーを決められたウナギも、額から鮮血が滴り落ちた。だが、これで覚醒。敵味方構わず竹刀を振り回すと、葛西にスライディングＤを決めて追い込んだ。
最後は葛西に捕まり、積み上げたパイプイス上へのパイルドライバーで敗れたが、男子レスラー３人の中で奮闘した姿に惜しみない拍手が送られた。
みのるから賛辞とねぎらいの言葉をかけられたウナギは「今日は誕生日なんで、本当のこと言っちゃおうかなと思います」と切り出すや「今日で実は３８歳になりました」と公表。さらに「人は諦めなければ何でもできる。なので、やりたいことをかなえましょう」と呼びかけ、両国大会開催を発表した。
「めっちゃ怖いです。でも、東京ドームに行くために腹をくくります」
今年１月と今回は〝プロレス＆格闘技の聖地〟後楽園での開催だったが、両国進出が決まったことで、目標とする東京ドーム大会に向けた大きなステップアップとなる。ウナギの挑戦はまだまだ終わらない。