ボートレース三国のＧⅡ「モーターボート大賞～地区代表戦～」が２日に開幕した。
沢田尚也（２５＝滋賀）は初陣となった５Ｒのイン戦、コンマ１２のスタートを決めて先マイ。後続を振り切って白星発進を決めた。前節の戸田で優勝戦１号艇ながら痛恨のＦ。〝後遺症〟の不安もあったが「気持ちを切り替えて、と思っていた。スタートは見えている範囲でしっかり行けたと思う」と心配無用だった。
「スタートも決めやすいし、グリップして進む感じもあった。三国は得意だし、最近はペラの調子もいい。この調子で行きたい」と機力、リズム、水面相性も万全だ。
１日に幕を閉じた、まるがめＳＧメモリアルでは師匠・馬場貴也が優勝。「自分もいつか同じ舞台に立って、あの景色を見たい」と大きな刺激を受けた。今大会Ｖなら来年３月の若松ＳＧクラシック出場権を獲得できるだけに、モチベーションも上がっている。