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【スターダム】IWGP女子王者・岩谷麻優 挑戦者にSareee、橋本千紘、VENYを逆指名

東スポWEB 2024年9月3日 6時4分

女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者の岩谷麻優(31)が、初出場したSareeeの自主興行「Sareee―ISM Chapter Ⅴ」(2日、東京・新宿フェイス)で大暴れだ。

4月のIWGP女子王座戦で勝利したSareeeと同期タッグを結成し、初遭遇となるセンダイガールズ(仙女)の橋本千紘&VENYと対戦した。

Sareeeと息の合った好連係を連発し、仙女軍と目まぐるしい攻防を展開。岩谷が場外の敵軍目掛けてトぺ・スイシーダを発射すると、自身の技を避けたVENYからムーンサルトプレスをくらい、衝撃のあまり場外でもん絶した。さらに岩谷が橋本の顔面にドロップキックを放つと、負けじと橋本も岩谷を強烈なパワーボムでマットにた叩きつけ、両者ともに一歩も引かない。

だが20分過ぎ、岩谷とSareeeの意地がさく裂する。SareeeがVENYを頭突きで黙らせると、岩谷がムーンサルトプレスを投下し流れを奪った。最後はSareeeがVENYにリストクラッチ式裏投げを決め、3カウントを奪った。

試合後、Sareeeと健闘をたたえ合った岩谷は、橋本とVENYを呼び止めると「このSareee―ISMの続き、スターダムのリングでも、仙女のリングでもどこのリングでも見てみたいカードなんじゃないですか?」と呼びかけるとファンから歓声が上がった。

そこにSareeeも加わり、対角に立った岩谷は「自分はIWGPのチャンピオン。あなたたち3人はこのベルトの価値、いや、それ以上のものを超えていけると思いました。このベルトをかけて、次はシングルマッチぜひともお願いします」と突然、挑戦者に逆指名。3人もうなずき握手を交わした。

Sareeeを残し、一人でリングを去った岩谷はバックステージで「みんなからいい刺激をもらって、改めて女子プロレスの素晴らしさを感じました。その気持ちに気づかせてくれたSareee、ありがとう」と感謝を述べた。

その上で「でも、今日で終わらせるわけにはいかない。IWGPのベルトをかけて戦ったら、面白い試合ができるでしょう」と予告。最後に「いつでもどこでも誰でもこのベルトの挑戦、受けて立ちます」と宣言し、控室へ消えていった。

スターダムのアイコンがさらなる高みを目指す。

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