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【西武】〝ムードメーカー〟岡田雅利が現役引退「リハビリ期間も長く迷惑をかけてしまった」

東スポWEB 2024年9月3日 14時25分

西武は3日、岡田雅利捕手(35)が今季限りで現役を引退すると発表した。

チームのムードメーカーであった岡田は1位で森友哉捕手(29=現オリックス)、2位で山川穂高内野手(32=現ソフトバンク)を獲得した2013年ドラフトの6位指名で西武に入団。同期入団で母校・大阪桐蔭の後輩、そして同一ポジションのライバルでもあった森から慕われ、その相談役や〝知恵袋〟として縁の下から18年、19年のリーグ連覇を支えた。

近年は3度の手術を受けた左膝の故障に悩まされ22年は1試合、昨年と今季はここまで1軍の出場はなく苦しいシーズンを送ったが、ファームでは若手の相談役として存在感を発揮していた。通算成績は326試合で打率2割1分7厘、6本塁打、40打点。

岡田は球団を通じて「これまでの現役生活で一番思い出に残っている試合は、2020年9月8日のオリックス・バファローズ戦で、(高橋)光成とバッテリーを組んだ試合です。8回まで無安打で、途中ピンチもありましたが最後は山本由伸投手に投げ勝つことができてとてもうれしかったのを覚えています」と思い出の試合に言及した。

その上で「ここ数年は、リハビリ期間も長く、球団には本当に迷惑をかけてしまったと思っています。手術をして先の見えない状況から野球ができるまでの体に戻るまでサポートいただいたスタッフの皆さんにはとても感謝しています。そしてどんな時でも、ファンの皆さんの声援が僕をここまで支えてくれました。登場曲の最後に『おかだ!』と言ってもらった時の鳥肌は忘れられません。応援ありがとうございました」と感謝のコメントを残した。

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