Infoseek 楽天

林芳正官房長官が総裁選出馬表明 親中派との指摘に「私は知中派」

東スポWEB 2024年9月3日 16時39分

林芳正官房長官が3日、記者会見を開き、自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への出馬を表明した。「人にやさしい政治、『仁』の政治」を掲げた。

林氏はこれまでに防衛相、経済財政担当相、農水相、文科相、外務相、そして今の官房長官とさまざまな経験を積んできたことをアピール。「3つの安心」として、人口減少への対応、国土強靭化、国民を守る外交・防衛に力を入れると話した。また、成長戦略、党改革や政治改革、憲法改正も訴えた。

「仁」と書かれた紙を持参し、「仁とは国民の皆さまに対する慈しみと思いやりという意味。そういう志しを持って政治を行いたい。政治を行うときはキャッチボールを続けていきたい」と、国民と意見を交換しながら政治を前に進めたいと誓った。

質疑応答では裏金議員へのさらなる対応があるかが問われ、林氏は「法の支配が大事だと思う」と、すでに処分が出たものに関しては新たな事実が出てくるなどの事情がない限り尊重するとした。

また、中国に近い親中派ではないかとの指摘には「私は知中派、知っているということ」と反論。岸田政権の中枢にいたころから選挙の顔としては刷新感がないのではないかと聞かれると、「刷新そのものが大事だ」と答えた。

この記事の関連ニュース