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大谷翔平の古巣凱旋巡り米メディアがエンゼルス非難「英雄として歓迎されるべきだ」

東スポWEB 2024年9月4日 5時6分

ドジャースの大谷翔平投手(30)は3日(日本時間4日)に古巣エンゼルス戦に臨む。6年間「本拠地」として戦ったエンゼル・スタジアムに凱旋。公式戦としてはドジャース移籍後初となる注目の2連戦となるが、米有力メディア「ジ・アスレチック」は、大谷に対するエンゼルスの対応に疑問を投げかけている。

二刀流のスーパースターが、かつて身を捧げたチーム。低迷するエ軍の希望の星として、多くのファンをエンゼル・スタジアムに集客し、球団の価値を高めたのは紛れもなく大谷だった。

同メディアは公式戦で初凱旋する大谷にふさわしい古巣の振る舞いを期待したが〝聞き捨てならない事前情報〟として「エンゼルスは月曜日(現地2日)の時点で、火曜(同3日)の試合前に大谷選手をたたえる予定はないと発表した」と伝えた上で「もし彼らがその計画を実行し、実際に何もしなかったとしたら、それは間違い。悪い間違いとなるだろう」と指摘した。

スター流出は〝かわいさ余って憎さ百倍〟の側面があるものの、その原因を選手に向けるのはお門違いだ。特に昨オフの大谷の去就を巡っては、エンゼルスに多くのチャンスがあった。同メディアは在籍中に大谷が全身全霊でチームの勝利のためにプレーしたことをたたえた上で「彼がもうそこにいないのは、組織の倹約と無能さにすべて関係している」と断罪した。

「彼は英雄として歓迎されるべきだ」。同メディアは〝裏切り者扱い〟を受ける大谷を擁護し、注目の凱旋試合で温かい歓待を受けるべきとの論調を強く伝えた。

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