日本代表ＭＦ久保建英（２３＝レアル・ソシエダード）が、久しぶりに復帰したＭＦ伊東純也（スタッド・ランス）、ＭＦ三笘薫（ブライトン）との〝新ビッグ３〟結成に意欲を見せた。
北中米Ｗ杯アジア最終予選の中国戦（５日、埼玉）に向けて、森保ジャパンは４日に試合会場で最終調整を行った。
今回の活動では、伊東が性加害疑惑の不起訴処分を経て約７か月ぶりに代表復帰。三笘は負傷による長期離脱からアジアカップ以来の招集となった。
現在森保ジャパンにはさまざまな戦術オプションがあるが、最もスタンダードな４―２―３―１を採用する場合は、久保がトップ下に入り、右サイドに伊東、左サイドに三笘と日本が誇る３人のストライカーが２列目に並ぶ布陣もありえる。
現在の日本サッカー界をけん引する〝スター〟そろい踏みに期待が高まる中、久保は「名前だけ並べたらロマンがあるかもしれないけど、それ相応のリスクもあるわけで。それを決めるのは監督」と指摘。そして実現した場合には「そういう機会があれば、僕としてできることは、三笘選手も伊東選手も個で突破できる２人なので、僕が中央にいる場合はそこの使い分けは大事にしていきたい。変に我を出す必要はない。黒子の役割とかも全然（できる）。プレッシャーをかけすぎるのはよくないと思うけど、理由は違えど彼らの両方とも復帰戦なので、しっかりいいプレーができるようにサポートするのが大事だと思う」と伊東と三笘を生かす側に徹する考えを示した。
森保ジャパンは多くの選択肢を持つ中で、夢のビッグ３がピッチで競演なるか注目だ。