〝ホワスピ〟１ｓｔミニアルバムのリード曲『動く唇』ＭＶ公開 ＡＣＥ「個性、表現が際立っている」
秋元康氏プロデュースの１１人組アイドルグループ・ＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮ（ホワイトスコーピオン、略称・ホワスピ）の１１日発売の１ｓｔミニアルバム『Ｃａｕｔｉｏｎ』リード楽曲となる「動く唇」ミュージックビデオ（ＭＶ）が４日、公開された。
５ｔｈデジタルシングル「Ｓａｔｉｓｆａｃｔｉｏｎ ｇｒａｆｆｉｔｉ」に続き、ＭＶのメガホンをとったのは新宮良平監督。ＭＶは抽象的な空間にたたずむ亀裂の入った巨大な黒い壁をバックに、暗転から徐々に浮かび上がる１１人のメンバーのラインアップからスタート。さながら舞台劇のような世界にそびえ立つ壁が落とす影の中で、それぞれメンバーたちは壁に向き合いながらパフォーマンスを繰り広げる。
壁は心の境界線であり、一歩踏み出す勇気がない少女たちの巨大な障害となって相手と自分を隔てるものとしてＭＶ全体のモチーフとなっており、壁と影の中、自問自答するメンバーたちの鋭い〝まなざし〟が印象的な重厚な作品となった。
メンバーのＡＣＥは「ＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮメンバー一人一人個性や良さが詰まったＭＶになっています。今までのＭＶと比べて今回は一人一人の表情が見えるカットが多いです。各々の個性、表現が際立っていると感じましたし、歌唱の振り付けにプラスしてＭＶ用につけていただいた振りもあって、メンバー全員息を切らして全力でぶつかったダンスシーンとリップシーンの畳み掛けにぜひ注目して見ていただきたいです」とコメントを寄せた。
「ＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮらしさとは何か？を考えながらＭＶを撮った」という新宮監督は「全員が横並びという難しいダンスに挑戦したメンバーたち。ハードルがあるたびに、みんなで乗り越えられる強い団結力はＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮの武器だと思います」とたたえた。
９月８日には、すでにチケットソールドアウトのワンマンライブも初開催される。