Infoseek 楽天

【巨人】グリフィンが6回2失点でQSも4敗目「特に後悔というのはない」 チームは虎と3差に…

東スポWEB 2024年9月4日 22時41分

巨人のフォスター・グリフィン投手(29)が4日のヤクルト戦(京セラ)に先発し、6回110球を投げ、7安打2失点で4敗目。チームも0―3で零封負けを喫し、今カード負け越しが決まった。

打線の援護に恵まれなかった。初回から走者を得点圏まで進めるピンチを招きながらも助っ人左腕は要所を締め、無失点スタート。だが4回に先頭打者・サンタナに中前打を許すと、無死一塁からオスナに3投目・チェンジアップを捉えられ、打球は高々と弧を描いて左翼スタンドに直撃した。

先制2ランこそ許したものの、この回は2失点で切り抜け、その後も6回まで無失点投球。一方の打線は相手先発・吉村の前に無得点に終わり、左腕は援護のないまま6回限りでマウンドを降りた。降板後はベンチで悔しそうな表情を浮かべながらも、阿部監督からはグータッチで力投をねぎらわれた。

クオリティースタート(QS=6回以上3失点以内)の内容で試合をつくったものの、苦杯をなめた。試合後は4回の2失点について「特に後悔というのはないが、振り返ってみると2人(サンタナとオスナ)に関しては今日だけじゃなくて、打ち取るのにはずっとすごく苦労してきた。いいバッターなんでね。サンタナにはうまく打たれたし、オスナの時はちょっと内に入ってしまったので、外に投げていたらゴロになっていたかも分からない。この時に関しては失投だった」と淡々と自己分析しつつ振り返った。

この日はセ首位・広島とともに2位のチームもそろって敗れ、ゲーム差は「0・5」のまま変わらなかった。しかしながら、その一方で勝利した3位・阪神との差は「3」と再接近。残り少ない登板でグリフィンは勝ち星を重ね、再び混戦モードになりつつあるV争いでチームを頂点へと導けるか。

この記事の関連ニュース