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【阪神】井上広大がプロ5年目で甲子園初本塁打「お祭りみたいになってました」

東スポWEB 2024年9月4日 23時49分

阪神・井上広大外野手(23)が、4日の中日戦(甲子園)に「6番・左翼」で出場。プロ5年目でうれしい甲子園初本塁打を放った。

猛虎打線が勢いに乗る初回だった。近本、中野、森下、大山、佐藤輝の5連打で4点を奪った直後の無死一塁。竜先発・小笠原の初球、146キロの直球を捉えた打球は、レフトスタンドに突き刺さる2号2ランとなった。

打った瞬間、虎党からは割れんばかりの歓声が送られ、笑顔でダイヤモンドを一周。ベンチではナインから祝福を受けた。「みんな早い感じで仕掛けていたので。しっかりファーストストライクから打てたかなと思います。甲子園初ホームランだったので、お祭りみたいになってました」と笑顔で振り返った。

履正社高から2019年ドラフト2位で入団するも、昨年まで一軍出場はわずか21試合だった。それでも、8月28日のDeNA戦(横浜)で飛び出したプロ初アーチに続き、聖地で2本目を放った若虎。「5年間苦しんできた中での1本だったので、よかったです」と安堵の表情を浮かべていた。

岡田彰布監督(66)も「まあ便乗して、最後。とにかく追加点というか、そういうのが大きいですよ」とたたえた。チームは9―4で勝利し、この日、敗れた首位・広島とのゲーム差を3・5とした。

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