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大谷翔平の愛犬デコピンが28年ロス五輪イメージキャラクターへ! ドジャース内で検討

東スポWEB 2024年9月5日 11時34分

ドジャースの大谷翔平投手(30)が前人未到の「50本塁打―50盗塁」達成に向け、着々と歩を進めている。チームもナ・リーグ西地区首位の座を堅持し、かつて自身が切望していた「ヒリヒリする9月」を体感している状況だ。その活躍を陰で支える役割を果たしているのが、愛犬のデコピン。愛くるしいキャラクターで大谷同様に世界中のファンを魅了しつつあるが、2028年のロサンゼルス五輪で大役を任される可能性が浮上した――。

やはりスーパースターは貫禄が違う。3日(日本時間4日)の敵地エンゼル・スタジアムで行われた古巣エンゼルス戦で大谷は宿敵ドジャースの選手ながらも大歓迎を受けた。初回先頭で打席に向かうと、観客は総立ち。外野の大型ビジョンは「Welcome Back SHOHEI OHTANI(おかえりなさい ショウヘイ オオタニ)」のメッセージが流れ、「MVPコール」も響いた。

「50―50」達成や、DHでのMVP獲得などMLB史上初となる数々の偉業が期待される大谷には地元ロサンゼルスだけでなく、世界中から熱い視線が注がれている。

そして、ここにきて大谷と遜色のない注目度を集めているのが、愛犬のデコピンだ。8月28日(同29日)の本拠地オリオールズ戦では大谷が捕手役を務める形でデコピンの始球式も実現した。集まったドジャー・スタジアムのファンを魅了しただけでなく、MLB公式インスタグラムが同日に公開したデコピンの始球式の動画はわずか20時間足らずで再生回数が500万回をスピード突破。ユーチューブでMLB公式サイトがアップした同動画も公開から6日間で36万回以上のPV数を集めている。つまり、日米の野球ファンの興奮をきっかけに空前の“デコピンフィーバー”が全世界を席巻しているのだ。

異例の始球式を大成功させたドジャース側はチームのスーパースター・大谷だけでなく、超人気犬のデコピンに今後も“大役”を任せたい意向のようだ。その一つのアイデアとして球団内で検討されているのが、2028年に開催されるロサンゼルス五輪の「イメージキャラクター」だ。

ドジャース周辺のMLB関係者は次のように打ち明ける。

「球団オーナーのマーク・ウォルター氏もロサンゼルス五輪の招致委員会にトップとして名を連ねており、当然ながらドジャース側も地元LAで行われるオリンピックには全面協力する姿勢を早くから見せている。その五輪プロジェクトの一環として世界各国に向け、LAとドジャースの魅力を知ってもらう内容のPRムービーをドジャース側が制作するプランも持ち上がっているそうだ」

それも単なるイメージキャラクターにとどまらない。同関係者は「加えて映像の中で一躍スーパースターとなったデコピンも“LOVE&PEACE”のメッセージとともに登場させ、4年後のLA大会がオリンピック精神にちなんだ『平和の象徴』の五輪となることを世界に印象付けようという具体案も急浮上している。要はデコピンがドジャース公認の五輪イメージキャラクターになるという構想だ」と明かした。

本拠地ドジャー・スタジアムは野球会場として有力視されており、最適な選択だろう。大谷を含め、MLB選手のロサンゼルス五輪への出場は現時点で未定。しかし、MLBがGOサインを出し、メジャー史上最高の選手の一人とされる大谷と世界規模の人気を誇るデコピンが合体すればそのインパクトは絶大だ。五輪にとどまらず野球人気拡大の救世主になるかもしれない。

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