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STU48新エース・中村舞が1st写真集で見せた新境地「嫌いの反対は〝大好き〟です!」

東スポWEB 2024年9月5日 14時9分

瀬戸内を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」の中村舞(25)が、1st写真集「嫌いの反対」(宝島社)を発売した。6月に発売されたSTU48初アルバムのリード曲「愛の重さ」で初のセンターを務め、今やグループの顔に急成長。写真集に込めた思い、新たに芽生えた決意と大役を担っても変わらぬキュートな素顔に迫った。

ソロ写真集の発売は、以前からアイドル人生において抱いていた夢の一つ。ロケ地は故郷・愛媛県を選び、なじみ深い祖母の家でも撮影した。

「『私だけにしかできない写真集にしたい』ってなった時に実家がいいんじゃないかってなって。おばあちゃんは(ロケをすると聞いて)掃除してくれました(笑い)。育ってきた場所なので、自然な表情が出ていて素が見られるような写真集になったんじゃないかな」と笑いながら、いとおしそうにページをめくった。

表紙は、黒のランジェリーをまとった胸元が見えるようにセーターをたくし上げる色気たっぷりな1枚となっている。

「候補が何枚かあってその中から選んだんです。結構大胆なカットだなっていうのは思ったんですけど、いろんな方と相談してインパクトで選ばせていただきました」

これまでキャミソール姿での撮影は経験してきたが、水着やランジェリー姿は初挑戦。撮影に向けた体作りについては、「ダイエットっていうよりは、3食欠かさず食べてました。今回は結構肌を見せることになったので、いろいろと健康的にしたんです」と女性らしい〝柔らかさ〟を出すことを重視したという。

2018年にドラフト3期生としてSTU48に加入。22年のシングル「花は誰のもの?」で、石田千穂、瀧野由美子とともにトライアングル式センターに抜てき。今年6月に発売された1stアルバム「懐かしい明日」では、リード曲「愛の重さ」で初の単独センターを務め、グループの顔にまで成長を遂げた。

絶対的エースだった瀧野や2代目キャプテン・今村美月の卒業を経て、世代交代を遂げているSTU48。新エース・中村の肩にかかる重圧は想像に難くないが、「グループが変化しているタイミングで、大役を任せてもらえたことがすごくうれしかった」と笑顔。「岡田あずみちゃんっていう2・5期生の子が(3代目となる)新キャプテンになったんですけど、また一からみんなで模索してグループを作ってる感じがあってすごく好きなんです。今はまだ登っていってる段階。常に完成はありません!」と力強く言い切った。

苦楽を共にしたメンバーとの活動を大切にしながらも、グループ知名度向上のためにも、個人としての活動にも力を入れている。今の目標は「ソロ公演を行うこと」だ。

そのために必要なことは「自分の実力が一番必要かなって思いますね」と冷静に分析する一方、愛称「舞Q(まいきゅう)」と通り、キュートな素顔はセンターとなった今も変わらない。

グループの総合プロデューサー・秋元康氏がつけた写真集のタイトルは「嫌いの反対」。帯コメントには「中村舞は、天邪鬼だ。きっと、恥ずかしがり屋なのだろう(中略)だから『好き』と言えずに、『嫌いの反対』と言ってしまうんじゃないかな」と寄せている。

中村は〝分析〟に納得の表情を浮かべると、「ファンの方がお話し会とかで『好きって言ってよ!』って甘えてきたら、結構〝ツン〟になります。ファンの方も多分断られるの好きなんです」とニヤリ。中村にとって「嫌いの反対」を聞くと、「嫌いの反対が〝好き〟かどうか、ですよね。私も考えました。嫌いの反対は〝大好き〟です!」。このいたずらっぽい笑顔は、これから先も多くの人を引きつけるだろう。

☆なかむら・まい 1999年4月4日生まれ、愛媛県出身。2018年、STU48にドラフト3期生として加入。1stアルバム「懐かしい明日」のリード曲「愛の重さ」で初の単独センターを務める。愛称は「舞Q」。

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