イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーを指揮するジョゼップ・グアルディオラ監督が、チームの主力選手であるスペイン代表ＭＦロドリに移籍アドバイスを送ったとスペインメディア「エル・ナシオナル」が報じた。
グアルディオラ監督は今季限りの退任を表明しており、来夏に複数の主力選手が移籍する可能性も指摘されている。ロドリも２０２７年夏まで契約を残すとはいえ、その一人と目される。そうした中、スペイン１部レアル・マドリード、フランス１部パリ・サンジェルマン、ドイツ１部バイエルン・ミュンヘンといったビッグクラブの関心が伝えられている。
そんなロドリに対して指揮官は、確固たる地位を確立したマンチェスターＣ残留を勧めているという。その一方で、イングランド以外に挑戦したい意向があれば、バルセロナをプッシュしているとのこと。Ｒマドリード行きは望んでいないとした。元バルセロナ指揮官だけに、かつてのライバルクラブでプレーしてほしくないのだろう。今後も去就に注目が集まりそうだ。
昨季のロドリは、欧州チャンピオンズリーグ制覇こそ達成できなかったが、リーグ優勝を果たし、スペイン代表としては欧州選手権優勝に大きく貢献した。４日に発表されたサッカー専門誌「フランスフットボール」が選定する２０２４年の世界最優秀選手賞「バロンドール」のノミネート選手３０人入りも果たした。