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【常滑ボート・ヴィーナスS】小野生奈 3年ぶりVはママ初優勝「すごくうれしいです」

東スポWEB 2024年9月5日 17時56分

ボートレースとこなめの「ヴィーナスシリーズ第12戦常滑シンデレラカップ」は5日、優勝戦が行われ、1号艇の小野生奈(35=福岡)が逃げて2021年9月以来3年ぶりの優勝を飾った。

「すごい久しぶりだし、本当にうれしいです。もう優勝できないかもしれないと思ったこともあった」と感慨深げに話した。昨年3月の産休から復帰後、8優出もなかなか優勝に届かなかった。優勝戦1号艇も2回あったが、勝てなかった。母になっての初V。さまざまな思いが去来し、ピットに帰投した直後には目を拭うシーンもあった。

その3年ぶりV。レースは完璧だった。コンマ03のトップスタートを決めると他を寄せ付けない完勝劇。「舟が一番、向きました。2号艇の三浦永理さんに差されないように出口もしっかり行きました」と振り返った。

そして、当地初V。「とこなめはデビュー期に来た時にすごく乗りやすくて、ここで全速ターンを覚えました。それにFを切ってもすぐにあっせんを入れてくれた。すごく思い入れのある場で優勝できてうれしいです」とニッコリ。

副賞のガラスの靴をモチーフにしたシンデレラトロフィーを手にしたママさんレーサーはキラキラと輝いていた。

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