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ボールガール無視で非難殺到の女子テニス選手が再度写真付きで反論「失礼なことはしていない」

東スポWEB 2024年9月5日 19時31分

テニスの4大大会「全米オープン」でボールガールを無視したと非難が殺到している女子選手が、再度釈明と反論を展開した。

女子シングルス3回戦でジャスミン・パオリーニ(イタリア)と対戦したユリア・プチンツェワ(カザフスタン)は、ボールガールにボールを渡すように合図したにもかかわらず、渡されたボールを取ろうとも、拾おうともせず。2つ目のボールも体に当たったがこれも〝無視〟。会場が大ブーイングに沸いた3つめのボールをやっと受け取った。試合は3―6、4―6で敗れた。

この愚行の動画がSNSで出回ると、ブチンツェワに対し非難の嵐。元世界ランク1位で、お騒がせ人物でもあるボリス・ベッカー氏も「自分を何者だと思っているのか!」と批判するなど騒動となった。プチンツェワはインスタグラムのストーリーに「ボールガールが私にボールを渡してくれたときの私の態度について、彼女に謝りたい」などと謝罪。しかし批判はやむことはなかったとあって、再度インスタグラムに写真付きで状況を説明した。

写真は白黒で、ボールガールの背中側から映しており、プチンツェワは険しい表情で下を向いている。「実際に何が起こっていたのか、残りの部分を見ずに、誰かが一方から投稿した3秒の動画だけで世界が誰かを判断するというのは、ちょっと怖いです」と非難に対し考えを述べた。

その上で「女の子が私にボールを渡した時、私は考えにふけっていたので、それには気づきませんでした…。私は、彼女(または誰か)に、渡されたボールを受け取らなかったことで、屈辱を与えようとしたわけではありません。この瞬間、私は誰に対しても失礼なことは何もしていませんでした」と無視ではないと主張した。

そのうえで「この女の子が、それが自分に対するものだと思っているなら、私は謝罪します。(ちなみに、彼女の名前はケイトで、とてもいい子で、それが自分に対するものではないと理解していました)」などと続けた。

衝撃的なシーンだったとあって、波紋が広がっている。

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