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【巨人】中4日登板の戸郷翔征が7回無失点で10勝目「初回から飛ばしていくつもりでした」

東スポWEB 2024年9月5日 21時31分

若きエースが意地を見せた。巨人が5日のヤクルト戦(岐阜)に3―0と快勝し、連敗を2でストップ。先発した戸郷翔征投手(24)が7回1安打無失点の快投を見せ、3年連続2桁勝利となる10勝目をマークした。

2年ぶりの中4日登板。試合前、右腕は「もう勝つしかないんでね、チームとしては。いいところに来ているので抜け出すためにはやっぱり勝ち続けないといけない。何がなんでも勝ちます」と闘志を燃やしていたが、有言実行の働きを見せた。

5回までに2度、得点圏に走者を許しながらも冷静に要所を締め、初回から無失点投球を披露。打線も奮起し、0―0で迎えた5回二死走者なしからこの日凱旋出場となった吉川、モンテスの連打で二死一、三塁とすると、岡本和が相手先発・山野の初球、ど真ん中の直球を豪快に振り抜き、G党が見守る右翼スタンドへ22号3ランを突き刺した。

その後はケラー―大勢と勝利の方程式でつなぎ零封リレー。3度目の正直で挙げた10勝目に戸郷は「1球1球初回から飛ばしていくつもりでしたし、何回投げるか分からなかったですけど…いいピッチングができたので良かったです」と穏やかな表情で振り返った。

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