日本代表ＭＦ伊東純也（３１＝スタッド・ランス）が、５日の北中米Ｗ杯アジア最終予選の中国戦（埼玉）で約７か月ぶりの復帰を果たし、１ゴール２アシストと大活躍した。
伊東は性加害疑惑の影響でアジアカップ期間中の途中離脱以降、代表からは遠ざかっていたが、８月の不起訴を経て約７か月ぶりに晴れて代表復帰。そして迎えた中国戦では途中出場から、３得点に絡む大暴れを見せた。
試合後、伊東は「いやあ、やっぱりモチベーション上がりましたし、うれしかったですし、ゴールを取ってやろうって本当に思ってました」と笑みを浮かべた。
ゴール後には、スタンドに向けて深々と一礼。「自然に出た。はい、本当にありがとうございますと。うん、今日の声援だったり、そういうふうじゃないかなと思います。意図的にっていうか自然に出た」と心からの感謝を表現した。
「思った以上に声援がすごかったし、うれしかったです。応援してくれている人のほうが多いと思うので、それに応えるだけ」と胸を張った。
代表から離れて苦しい期間については「悔しい時間もありましたけど…」と本音を吐露。そして「チームでうまくやって、代表ではうまくコミュニケーションを取れてたんで。最終予選からしっかりやるとなってたんで。そこをしっかりできればいい」とこれまでのうっ憤を晴らす大活躍を誓っていた。