5日にテレビ朝日系で放送されたサッカーの2026年W杯アジア最終予選C組・日本対中国戦の平均世帯視聴率が16.0%(関東地区、以下同)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人の平均は10.0%。試合は埼玉スタジアムで行われ、7―0で日本が勝った。
放送は午後7時33分から同10時0分まで。瞬間最高は世帯19.5%、個人12.2%で、いずれも試合終了ごろの同9時36分に記録された。
今年の日本代表戦の放送では、イランに敗れた2月3日のアジア杯準々決勝(カタール)で世帯23.6%、個人15.6%の高視聴率が出ている。いずれも大勝した6月のW杯2次予選では、シリア戦(世帯10.6%、個人6.6%)、ミャンマー戦(世帯11.2%、個人6.8%)と今回より低かった。当時は主力のうち負傷の三笘薫のほか伊東純也も不在で、久保建英は招集されたが出場は先発したシリア戦のみだった。
中国戦では久保、三笘が先発し、代表復帰の伊東が途中出場から1ゴール2アシストと活躍。W杯最終予選であることに加え、他の選手も含めて役者が揃ったことも視聴率上昇の背景にありそうだ。