〝お騒がせ女子プロレスラー〟ことウナギ・サヤカ（３８）が６日、メキシコ大使館を訪問した。
メキシコの主要団体・ＣＭＬＬ、メキシコ観光、ＬＡＤＹＳ ＲＩＮＧの３社合同でこれまで２度、開催された「ルチャフェス」に出場。６月に行われた第２回大会でＣＭＬＬ日本女子王座を獲得したウナギは、試合後に前王者のダーク・シルエタから１０月２５日にルチャの聖地・アレナメヒコで行われるＣＭＬＬ女子グランプリ（イリミネーションマッチ）に参戦を呼びかけられていた。
６日にメキシコ大使館で開かれた会見では、同大会への参戦が決定したことを発表した。ウナギは「もちろん優勝しか考えてないです。私は今から日本を代表をするレスラーになります。なのでここで優勝することは当たり前だと思いますし、正直メキシコと親睦を深めようなんて一切思ってません。メキシコにウナギ・サヤカの名を残して帰ってきます」と意気込んだ。
現在ＣＭＬＬ世界女子王座を保持しているのはＡＥＷのウィロー・ナイチンゲール。メキシコでウィローとの王座戦も熱望したウナギは「ウィローに違う大会で会った時に『今度戦おう』って言われてるし、メキシコでタイトルマッチがやりたい。ウィローが持っているベルトも持って帰ってきます」と王座取りを宣言した。
会見中にはメキシコ大使館の文化担当官を務めるマリア・トリージョさんから激励の花束が贈られた。初のメキシコ遠征に向け気合が入ったウナギは「本場のルチャを味わいたいですけど、逆にこの傾奇者っていうものを私が向こうで伝染させてくる。日本を代表して行くからには、私がＣＭＬＬを乗っ取って日本に帰ってこようと思ってます」と目を輝かせた。
お騒がせレスラーがルチャの聖地を揺らす。