Infoseek 楽天

【広島】新井監督 4連敗で阪神と1・5ゲーム差にも気丈「今が底」「どうってことない」

東スポWEB 2024年9月6日 21時58分

気がつけば虎の足音が―。6日、2位・広島は中日に0―3で敗れ、7月9日以来となる4連敗となった。勝てば首位再奪取だったが逆に、ヤクルトに勝った3位・阪神に1・5とゲーム差を縮められた。

前日、横浜で延長戦で敗れ、移動ゲームとなった本拠地・マツダスタジアムでの中日戦。負の流れを止めたい一戦は、初回の攻防が明暗を分けた。

先発・大瀬良が初回に二死から細川、宇佐美の敵の中軸にまさかの2連続被弾。試合前まで今季は1被弾した浴びていなかった男が〝魔の初回〟につまづき、いきなり3失点すると、その裏の赤ヘル打線は、中日・松葉に対し、先頭・秋山から3連打などで一死満塁と十分な反撃機会を得たにもかかわらず、あと1本の決定打を放てず。立ちあがりから、投打になんとももどかしい展開となると、本拠地にもかかわらず重たい空気が充満した。

この日で残り25試合となった勝負の9月で、連敗の長期化だけは、避けたいところ。新井貴浩監督(47)は、藤井ヘッドコーチら首脳陣と、普段の試合よりも長く、試合後ミーティングに時間を割き、今後の最善策を練った模様。

指揮官は「今が『底』と思えば、どうってことないでしょ。いつも言っているように、勝負は先にあると思っているから。流れ的にもちょっと重くなっているよね? でも捉えようによったら『今』でよかったと。あとはもう上がっていくだけから。また、明日は新しい日だから」と持ち前のポジティブ思考で試合を振り返っていた。

この記事の関連ニュース