立憲民主党の代表選挙(23日投開票)は7日に告示される。候補者は枝野幸男前代表、野田佳彦元首相、泉健太代表が立候補を正式に表明した。
推薦人20人の確保が難航していた泉氏は6日、東京・永田町の党本部で会見し再選を目指す意欲を示した。野田氏と枝野氏と論戦することについては「挑戦者のつもりで挑んでいきたい」と意気込みを語った。
一方で当選1回の吉田晴美氏と江田憲司元代表代行は、同日午後9時を過ぎても立候補を探る動きを続けている。
吉田氏と江田氏の国会事務所には大勢の報道陣が集まった。立憲議員の出入りが目撃されたが、まだ推薦人確保のめどが立たない状況だ。
「吉田氏は菅直人元首相グループに支援を要請した。これを菅氏は受け入れました。ところが菅グループ内から吉田氏支持から、野田氏、枝野氏、泉氏にまわる議員が出てきたとされています。江田氏は告示日まで推薦人を集められる可能性が出てきていますが…」(永田町関係者)
代表選の受付は7日午前10時から1時間行われる。吉田、江田両氏は、推薦人確保に向けた呼びかけを締め切られるぎりぎりまで続ける構えだ。