ドジャースがまたまた大砲を獲得するかもしれない。ターゲットの一人とされているのはブルワーズのウィリー・アダメズ内野手（２９）だ。
米メディア「スポーツイラストレイテッド」は６日（日本時間７日）に「間もなくフリーエージェントとなり、チームは彼の将来について重大な決断を迫られる」と報じた。アダメズは２０２１年から４年連続で２０本塁打以上をマーク。同年の２５発を皮切りに３１発（２２年）、２４発（２３年）、そして今季もナ・リーグ７位となる２９発を記録し、１００打点は１位だ。
移籍の根拠としているのは球団の資金力で「ブルワーズはメジャーリーグで最も市場規模が小さいチームの一つだ。支出を控えてきた歴史があり、この冬にアダメズを放出することになるかもしれない」「適正価格であれば長期契約を結ぶことは当然。ヤンキースやドジャースのような市場規模が大きいチームがアダメズに断れない契約を提示する可能性が高い」としている。
また「スポーティングニュース」でも「ドジャースはＦＡで１億７５００万ドルの遊撃の強打者と契約すると予測」とアダメズのドジャース移籍を伝えられている。
ドジャースではベッツが遊撃から右翼へポジションを移しており、加入してもアダメズと重複することはない。昨オフには大谷と１０年総額７億ドル（契約時で約１０１４億円）、山本と１２年総額３億２５００万ドル（約４６５億円）の超高額契約を結んで世界を仰天させた。今オフは果たして――。