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ビニシウス〝問題発言〟にスペインが猛反発も駐在大使が擁護「文脈を無視した文章」

東スポWEB 2024年9月7日 10時16分

スペイン1部レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス(24)の〝問題発言〟に猛反発が起きていることに、在スペインのブラジル大使が擁護した。

ビニシウスは人種差別の攻撃を受けていることに「2030年までに状況が改善しなければ(W杯)開催国を変えるべきだ」などと発言。ポルトガルなどともにW杯共催するスペインの開催権剥奪を要求。しかし、マドリード市のホセ・ルイス・アルメイダ市長は「発言の訂正を希望する。スペインやマドリードが人種差別的な社会と言うのは不公平だ」と反発し、波紋が広がっている。

そんな中、フランスメディア「RMCスポーツ」によると、在スペインのブラジル大使、オーランド・レイテ氏は「文脈を無視して取られた文章にコメントするのは非常に危険だと思う。ビニシウスはW杯を他の場所で開催すべきとは言っていない。彼は人種差別を批判し、スペインは住みやすいと述べている」と、集中砲火を浴びる母国ストライカーを援護した。

ビニシウスの発言をめぐってはスペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督やチームメートのDFダニエル・カルバハルも異を唱えている。同メディアは「ビニシウスの言葉は人々の話題を呼び続けている」と指摘。ブラジル大使まで巻き込んで国際問題に発展しかねないだけに、今後の動向が気になるところだ。

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