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受難の吉田正尚 2打席連続死球に苦悶「相手のミス。覚えていない」

東スポWEB 2024年9月7日 12時11分

レッドソックスの吉田正尚外野手(31)はホワイトソックス戦に「5番・DH」で先発出場。2打席連続死球の受難に見舞われ、2打数無安打で打率は2割8分4厘となった。

チームは3―1で勝利し、連敗を5でストップさせたが、吉田にとっては痛い1日だった。1点ビハインドの4回に迎えた第2打席。前打者のアブレイユが左足のつま先付近に当たる死球で出塁すると、吉田もカウント1―2と追い込まれた場面でスライダーが同じく左足のつま先にぶつかった。

さらに6回二死走者なしの3打席目でもマーティンが投じた94マイル(約151・3キロ)の直球が背中のベルト付近を直撃。吉田は苦悶の表情を浮かべてしゃがみ込み、コーラ監督やトレーナーが心配そうに駆けつけた。それでもプレーを続行したが、イニングが終了して引き揚げたベンチの階段でバランスを崩すなど痛みが残っている様子だった。

試合後の吉田は死球について「完全な抜け球。相手のミスじゃないですか」と説明し「(どういう軌道だったかなどは)覚えていないです。どうしようもないんじゃないですかね、追い込まれていたのもあったし」と振り返り、治療のためトレーナー室に向かった。

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