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大谷翔平「45―45」を連投したMLB公式SNSに賛否「MVP!」「彼らは負けた」

東スポWEB 2024年9月7日 17時41分

ドジャース・大谷翔平投手(30)がまた新たな歴史をつくった。6日(日本時間7日)に行われた本拠地ドジャー・スタジアムでのガーディアンズ戦で、45号本塁打を放ち、46盗塁との「45―45」を達成した。

きれいなアーチが描かれたのは6回の第3打席だ。苦手としていた左腕のシンカーが甘く入ったところを完璧にコンタクトし、白球をバックスクリーン左に放り込んだ。大谷が打ち、走ればMLBの歴史に新たな記録が生まれる。右ヒジに受けた手術のリハビリ中とあって、今季こそ投打二刀流は封印されているが、打者に専念したことで100年以上にわたるメジャーの〝常識〟が1人の日本選手によって次々と覆されている。

MLB機構が運営する公式SNSも、大谷が記録を打ち立てるたびに歴史的瞬間をファンに届けようと投稿を続けている。MLBの公式Xは大谷関連のポストを6連打。「45本塁打、100打点」とつづり「ショーは続く」などと途方もない「50―50」への期待をにじませた。さらに公式インスタグラムでも45号を放った瞬間の角度を変えた動画や写真を連投。「50―50 next?」と添えられた投稿には3時間あまりで7万を超える「いいね」が寄せられた。

ただ、チームは大谷のソロ一発に終わり、1―3で敗戦。チームの勝利を重視するのか、個人の記録に焦点を当てるべきなのかなどで意見は分かれた。ファンからはさまざまな言語で「MVP!」「50―50にまた前進した」「バットの置き方優しいねー」といった好意的な感想が寄せられた一方で「彼らは負けた」「大谷よりジャッジが上」「30分で大谷を3投稿…」との声もあった。受け止め方は人それぞれのようだが、大谷が誰も成し遂げられなかった未踏の領域に踏み込んでいることは確かだ。

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